この記事は、 行政書士登録 について興味がある方へ向けた内容となっております。
実際に行政書士の申請をして参りましたのでまとめます。千葉県に限らず、申請書類のフォーマットは各都道府県だいたい同じなので是非参考にして下さい。
※実際の写真です。
はじめに
行政書士登録を進めるにあたって、日本行政書士会連合会の公式HPで登録に最低限必要な書類を確認してから、各都道府県の申請要綱で準備して頂くことをお勧めします。
日本行政書士会連合会のHPから「新規登録の手続」を確認する。
準備しなければならない多くの申請書類のうち、多くの都道府県で共通している書類は日本行政書士会連合会の下記のページからPDFで確認できます。
行政書士会が出している申請要綱を最初読んだ時、情報量が多すぎて理解が追いつきませんでした。すぐに理解して出来る方は問題ないですが、私は日本行政書士会のHPに載っている書類を先に仕上げて、残りの必要書類を申請先の行政書士会のHPを見ながら作る方法をお勧めします。
千葉県行政書士会のHPから「新規登録申請のご案内」を確認する。
上記に加え、提出しなければいけない書類を各都道府県毎の行政書士会のページで確認します。今回は千葉県なので、千葉県行政書士会のページを参考に進めていきます。
ご自身の該当する書類を申請要綱を見ながら作っていきます。管理人は、既にある行政書士事務所を共同で使わせて頂く予定でしたので、使用承諾書が別途必要でした。
提出した申請書類一式
以下、管理人の提出書類です。
- 行政書士登録申請書
- 履歴書
- 誓約書
- 住民票の写し(コンビニで取ったもの、有料)
- 身分証明書(区役所で取ったもの、有料)
- 合格証
- 事務所の登記簿謄本(原本提示・写し提出)
- 賃貸借・使用貸借契約書(原本提示・写し提出)
- 使用承諾書(原本提出)
- 共同・合同事務所届出
- 事務所の位置図(要綱を確認しながらGoogleマップをスクショして印刷したもの)
- 事務所の平面図(図面作成ソフト「jw-cad」を使い、要綱を確認して作成)
- 事務所の外観及び内部を示す写真(タイトルを記載した台紙をWordで作り、撮った写真を貼って作成)
- 顔写真(カ○ラのキタムラで撮りました。6枚。スーツです。)
- 収入印紙3万円分(郵便局で購入。現金のみ。)
- 現金40万(申請時期により、年会費を多めに払う必要があるため多めに持っていくことを推奨。)
事務所の写真は紙に貼って出すようなのですが、台紙がHP上に無いので仕方なくWordで簡単なものを作りました。無いんか・・・(ボソッ。3万円の収入印紙は、販売する事が少ないのか出てくるまでに5分ぐらいかかりました(笑)
書類作成時の注意点
書類の作成は、手書きかパソコンで可能です。手書きの場合、間違えた時の手間がかかるので管理人はパソコンにしました。PDFの編集や加工は、Adobe Acrobatでしました。
住所は住民票通りに記載する
一見当たり前のような文言ですが、自分が今まで当たり前に書いていた住所と住民票の住所は少し違っている可能性があります。
例えば、今まで「○○番地○○号」と思っていた住所は、住民票だと「○○番地○○」だったりします。また「○丁目○○番○○ハイツ○○○号」という住所は、「○丁目○○番○○○号○○ハイツ」と住民票に記載されていることがあるのです。
事務員さんのチェックの目は結構厳しいので、その部分しっかり見てきます。あらかじめ住民票を取ってから書類を作るようにしましょう。
書類の提出はあらかじめ書士会に予約を取ってからするのですが、再提出になったら二度手間になってしまいます。実際に書いた住所と住民票の記載の違いで管理人は再提出になりそうだったので一回で終えられるよう細心の注意を払って作成に臨んでください!
公的書類の発行
ここでは、住民票・収入印紙・身分証明書の3点に関して述べて参ります。
住民票
マイナンバーカードがあればコンビニでも発行できる住民票ですが、記載の仕方を何種類か選んで発行します。要綱の記載通り、「本籍・世帯主名」の記載があるもので発行しましょう。
手数料は¥330でした。
収入印紙
郵便局で購入できる収入印紙ですが、購入の際「1万円の収入印紙三枚で宜しいですか?」と聞かれました。申請で使用するのは、3万円の収入印紙なので購入の際は気を付けてください。
意思がそこまで強くないのと、収入印紙を買うのが今回初めてだったので大丈夫ですって管理人は言いそうになりました・・・恥
身分証明書
日常生活では聞き馴染みの無い身分証明書ですが、管轄の自治体(管理人は区役所)で発行できます。
住民票と同じく、手数料は¥330です。
まとめ
行政書士としての仕事をするための一番最初の大きいイベントです。準備する書類の数が多く大変かと存じますが、生涯関わる可能性のある資格の登録なので、しっかり準備していいスタートを切りましょう。少しでもそのお役に立てれば幸いです。
この記事以外にも行政書士に関する実用的な知識を紹介しておりますのでよろしければご一読頂けると嬉しいです。
ではまた。