【PS1エミュレータ】DirectInputとは?おすすめゲームパッドも紹介【ePSXe】

【PS1エミュレータ】DirectInputとは?おすすめゲームパッドも紹介【ePSXe】
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この記事は、 ePSXe について興味がある方へ向けた内容となっております。

PlayStation(PS1)は1994年にソニーから発売された家庭用ゲーム機で、多くの名作ゲームを生み出しました。現在でも『ファイナルファンタジーVII』や『バイオハザード』シリーズなど、当時の傑作タイトルを楽しみたいというユーザーは数多く存在します。

そこで活用されるのがPS1エミュレータです。中でも「ePSXe」は高い互換性と安定性で知られており、多くのユーザーに愛用されています。しかし、エミュレータを快適に動作させるためには適切な設定が必要であり、特にコントローラーの設定は重要な要素の一つです。

本記事では、PS1エミュレータにおけるDirectInputの基本概念から、おすすめのゲームパッド、さらには具体的な設定方法まで詳しく解説いたします。これにより、ストレスなくPS1の名作ゲームを楽しむための環境構築が可能となります。

DirectInputとは

DirectInputとは、Microsoft社が開発したWindowsにおける入力デバイス制御のためのAPIです。1995年にDirectXの一部として初めて導入され、ゲームパッドやジョイスティック、マウス、キーボードなどの入力デバイスを統一的に管理することを目的として設計されました。

DirectInputの特徴

DirectInputの最大の特徴は、低遅延での入力処理が可能である点です。従来のWindows標準の入力システムと比較して、より直接的にハードウェアにアクセスできるため、ゲームに適した高精度なコントロールが実現されます。

また、DirectInputは多様な入力デバイスに対応しており、8軸までのアナログスティックや32個のボタンを認識できます。これにより、複雑な操作を要求するゲームでも適切に対応することが可能です。

XInputとの違い

現在のWindowsでは、DirectInputに加えてXInputという新しい入力システムも利用されています。XInputはXbox 360コントローラー向けに最適化されており、より簡単な実装が可能です。しかし、PS1エミュレータの多くはDirectInputを基準として開発されているため、DirectInput対応のゲームパッドを選択することが推奨されます。

◆DirectInputとXInputの主な違い

  • 対応デバイス数: DirectInputはより多様なデバイスに対応
  • 設定の柔軟性: DirectInputの方がカスタマイズ性に優れる
  • 遅延: どちらも低遅延だが、用途により最適なものが異なる

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おすすめのDirectInput対応ゲームパッド

PS1エミュレータを快適に楽しむためには、適切なゲームパッドの選択が重要です。以下に、DirectInputに対応した信頼性の高いゲームパッドをご紹介いたします。

Logicool F310

Logicool F310は、DirectInput対応ゲームパッドの中でも特におすすめできる製品です。価格と性能のバランスが優れており、PS1エミュレータとの相性も抜群です。

主な特徴

  • DirectInputとXInputの両方に対応(スイッチで切り替え可能)
  • 10ボタン + 2つのアナログスティック
  • 振動機能搭載
  • USB接続で簡単セットアップ
  • 実勢価格:約3,000円

F310の最大の利点は、背面のスイッチでDirectInputとXInputを簡単に切り替えられることです。PS1エミュレータ使用時はDirectInputモードに設定することで、最適なパフォーマンスを発揮します。

エレコム JC-U3613M


国内メーカーであるエレコムが提供するJC-U3613Mも、優秀なDirectInput対応ゲームパッドです。日本語マニュアルが付属しており、初心者にも安心してお使いいただけます。

主な特徴

  • DirectInput専用設計
  • 12ボタン + 方向パッド
  • 連射機能付き
  • 手になじみやすいデザイン

ゲームパッド選びのポイント

ゲームパッドを選択する際は、以下の点を考慮することが重要です。

  1. DirectInput対応の確認: 製品仕様でDirectInputサポートを必ず確認
  2. ボタン配置: PS1コントローラーに近い配置のものを選択
  3. ビルドクオリティ: 長時間の使用に耐える耐久性
  4. 価格: 予算に応じた適切な選択

PS1エミュレータの設定方法

ここでは、最も人気の高いPS1エミュレータ「ePSXe」を例に、ゲームパッドの設定方法を詳しく解説いたします。

事前準備

設定を開始する前の準備は以下の通りです。

  1. ePSXeの最新版をダウンロード・インストール
  2. 選択したゲームパッドをPCに接続
  3. Windowsでゲームパッドが正常に認識されていることを確認

ePSXeの設定方法の詳細はこちらの記事も是非ご覧ください。

ePSXeでのコントローラー設定手順

ステップ1: 設定画面の起動

ePSXeを起動後、メニューバーから「Config」→「Gamepads」→「Port 1」→「Pad 1」を選択します。これにより、コントローラー設定画面が開きます。

ステップ2: プラグインの選択

コントローラープラグインとして「ePSXe Gamepad Plugin」を選択し、「Configure」ボタンをクリックします。

ステップ3: ボタンの割り当て

設定画面で各ボタンの割り当てを行います。以下が推奨設定です。

  • 方向キー: ゲームパッドの十字キーまたは左アナログスティック
  • ○ボタン: ゲームパッドの下ボタン(通常A・Bボタン)
  • ×ボタン: ゲームパッドの右ボタン(通常B・Aボタン)
  • △ボタン: ゲームパッドの上ボタン(通常Y・Xボタン)
  • □ボタン: ゲームパッドの左ボタン(通常X・Yボタン)
  • L1/R1: ゲームパッドの上部ショルダーボタン
  • L2/R2: ゲームパッドの下部トリガーボタン

ステップ4: アナログコントローラーの設定

アナログコントローラー対応ゲームをプレイする場合は、「Analog」チェックボックスにチェックを入れ、右アナログスティックの設定も行います。

ステップ5: 設定の保存

すべての設定が完了したら「OK」ボタンをクリックして設定を保存します。

トラブルシューティング

設定時によくある問題と解決方法をご紹介します。

1. ゲームパッドが認識されない
  • Windowsのデバイスマネージャーでゲームパッドが認識されているか確認
  • 必要に応じてドライバーの再インストール
  • USB接続の場合は別のポートを試行
2. ボタンの反応が悪い
  • DirectInputモードに設定されているか確認(F310等の場合)
  • ePSXeの設定でボタンの感度を調整
  • ゲームパッドの電池残量確認(ワイヤレスの場合)
3. アナログスティックが正常に動作しない
  • Windowsのコントロールパネルでスティックの動作を確認
  • ePSXe設定でアナログモードが有効になっているか確認
  • スティックのデッドゾーン設定を調整

まとめ

アルフレッド
アルフレッド

PS1エミュレータを快適に楽しむためには、DirectInputの理解と適切なゲームパッドの選択が重要です。Logicool F310をはじめとするDirectInput対応ゲームパッドは、いずれもePSXeとの相性が良く、安定した動作が期待できます。設定方法についても解説いたしましたので、初心者の方でも安心して設定を行っていただけるはずです。

この記事以外にもデジタルやPCに関する実用的な知識を紹介しておりますのでよろしければご一読頂けると嬉しいです。

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