【PS1エミュレータ】ePSXeのおすすめな環境設定まとめ【ePSXe】

【PS1エミュレータ】ePSXeのおすすめな環境設定まとめ【ePSXe】
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この記事は、 ePSXe について興味がある方へ向けた内容となっております。

PlayStation(PS1)の名作ゲームを現代のPCで楽しみたいと考えている方は多いでしょう。しかし、エミュレータの設定は複雑で、初心者にとってはハードルが高いものです。特に30代から50代の方々にとって、技術的な設定に時間を費やすよりも、スムーズにゲームを楽しみたいというのが本音ではないでしょうか。

本記事では、PS1エミュレータの中でも特に安定性と互換性に優れた「ePSXe」について、ストレスなく動作させるためのおすすめ環境設定を詳しく解説いたします。複雑な設定項目を整理し、初心者でも迷わずに設定できるよう、実践的な手順をご紹介します。

懐かしのPS1ゲームを快適にプレイするために、ぜひ最後までお読みください。

ePSXeとは

ePSXeの概要

ePSXe(enhanced PSX emulator)は、1990年代後半から開発が続いているPlayStation用エミュレータです。20年以上の開発実績を持ち、PS1エミュレータの中でも特に高い互換性と安定性を誇ります。

ePSXeの最大の特徴は、幅広いゲームタイトルに対応していることです。『ファイナルファンタジーVII』や『バイオハザード』シリーズ、『クラッシュ・バンディクー』など、PS1の代表的なタイトルをほぼ問題なく動作させることができます。

ePSXeのメリット

高い互換性 ePSXeは長年の開発により、PS1ゲームの95%以上で正常な動作を実現しています。他のエミュレータでは動作しないタイトルでも、ePSXeなら問題なく動作することが多いです。

豊富なプラグイン対応 グラフィック、サウンド、コントローラーなど、各種プラグインに対応しており、環境に応じて最適な設定を選択できます。

日本語対応 メニューが日本語化されており、設定項目も理解しやすくなっています。

ePSXeの基本設定方法

ePSXeの公式サイト(epsxe.com)から最新版をダウンロードします。現在の最新版は2.0.5で、Windowsの64bit環境に対応しています。

ePSXeの設定方法の詳細はこちらの記事も是非ご覧ください。

ダウンロードしたファイルを展開し、任意のフォルダに配置します。インストーラーは不要で、展開したフォルダから直接実行できます。

ePSXeのおすすめの環境設定を紹介

グラフィック設定のおすすめ

Pete’s OpenGL2 Driver 2.9

最も推奨されるグラフィックプラグインです。現代のグラフィックカードに最適化されており、以下の設定がおすすめです。

解像度設定
  • 内部解像度:1024×768または1280×960
  • カラー深度:32bit
  • フルスクリーン:お好みに応じて
フィルタ設定
  • テクスチャフィルタ:2xSaI
  • スキャンライン:OFF(レトロ感を求める場合はON)

ePSXe GPU Core 2.0.0

公式プラグインで、安定性を重視する場合におすすめです。

基本設定
  • 解像度:800×600(安定性重視)
  • フレームスキップ:AUTO
  • VSync:ON

サウンド設定のおすすめ

Eternal SPU Plugin 1.50

高音質なサウンド再生が可能なプラグインです。

推奨設定
  • 音質:44.1KHz/16bit
  • バッファサイズ:中程度(22050サンプル)
  • リバーブ:ON
  • 補間:Gaussian

ePSXe SPU core 2.0.0

公式サウンドプラグインで、互換性を重視する場合に適しています。

基本設定
  • 音質:22.05KHz/16bit
  • バッファ:自動調整
  • エコー:ON

コントローラー設定のおすすめ

ePSXe Pad Plugin 1.7.0

標準的なゲームパッドに対応したプラグインです。

設定手順
  1. 「Config」→「Game Pad」→「Port 1」→「Pad 1」を選択
  2. 使用するコントローラーを選択
  3. 各ボタンを順番に割り当て
おすすめコントローラー
  • Xbox 360/One Controller
  • PlayStation 4 DualShock 4
  • 8BitDo SN30 Pro+

キーボード設定

コントローラーがない場合のキーボード設定例です。

  • 方向キー:WASD
  • ○ボタン:K
  • ×ボタン:J
  • △ボタン:I
  • □ボタン:U
  • Start:Enter
  • Select:Shift

メモリーカード設定

基本設定

「Config」→「Memory Cards」から設定します。

推奨設定
  • スロット1:Mcd001.mcr(自動作成)
  • スロット2:Mcd002.mcr(予備用)

バックアップの重要性

セーブデータの消失を防ぐため、定期的にメモリーカードファイルをバックアップしましょう。メモリーカードファイルは「memcards」フォルダに保存されています。

CD-ROM設定

物理ドライブ使用時

実際のPS1ディスクを使用する場合です。

「Config」→「CD-Rom」→使用するCDドライブを選択

注意点
  • ディスクの状態が動作に大きく影響します
  • 読み込み速度は等倍推奨

ISO/BINファイル使用時

「ISOを起動」からイメージファイル.binを選択

ゲームソフトをパソコンに取り込んで遊ぶ方法はこちらの記事も是非ご覧ください。


ePSXeを実際に使ってみて

Bios情報が既に入っているため、設定を整えて取り込んだゲームを読み込みさえすれば遊ぶ事が可能なePSXeは大変便利で刺激的でした。詳しくは、こちらのレビューページをご覧ください。

中古のゲームソフトを購入するなら、100万点の豊富な商品数を誇るネットオフがおすすめです。100円からでも、FFシリーズのような名作が売っているので買い揃えるのにうってつけです。


設定時の注意点

システム要件

最小要件
  • CPU:Intel Core i3相当以上
  • メモリ:4GB以上
  • グラフィック:DirectX 9.0c対応
推奨要件
  • CPU:Intel Core i5相当以上
  • メモリ:8GB以上
  • グラフィック:専用GPU推奨

トラブルシューティング

音ズレが発生する場合
  • サウンドプラグインのバッファサイズを調整
  • 「Config」→「Sound」→「Use Timer」をONに
画面がちらつく場合
  • グラフィックプラグインの設定でVSyncをONに
  • フレームスキップを調整
動作が重い場合
  • 内部解像度を下げる
  • フレームリミットを60FPSに設定

まとめ

アルフレッド
アルフレッド

ePSXeは、PS1エミュレータの中でも特に初心者におすすめできるソフトウェアです。本記事でご紹介した設定を参考にしていただければ、懐かしのPS1ゲームを現代の環境で快適に楽しむことができるでしょう。PS1時代の名作ゲームを現代の技術で蘇らせ、新たな感動とともに楽しい時間をお過ごしください。

この記事以外にもデジタルやPCに関する実用的な知識を紹介しておりますのでよろしければご一読頂けると嬉しいです。

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