この記事は、 ePSXe について興味がある方へ向けた内容となっております。
過去のPS1の名作をパソコンで遊ぶ事を可能にする、そんな夢のような事を実現できるシステムエミュレーター、『 ePSXe 』で遊んでみましたのでレビュー致します。
ePSXe とは
ePSXe には、PS1を起動するための設定が既に組み込まれているので、基盤であるBIOSやプラグインが不要です。インストールさえしてしまえば、簡単なコントローラー設定をして遊ぶ事ができます。
使用上のメリット
管理人である私が実際に使ってみて、素晴らしいと感じた点は以下の部分です。ゲーム機とは違う臨場感を感じることができます。
- 高画質なゲーム画面
- セーブステートの作成
- 高い自由度を誇るカスタマイズ
ほとんどのPS1ゲームとの互換性があるので、古いタイトルや人気のゲームまで遊ぶ事が可能です。
1.高画質なゲーム画面
設定でグラフィックを自由に操作できるのでグラボの暴力で画質の出力を引き上げる事ができます。
■画質の比較(以下はデジモンワールドのゲーム画面です。)
画面の明るさやキャラクターの輪郭はもちろん、地面の芝の感じもエミュの方が見やすくなってます。
名作ゲームが、まるでリメイクされたかのようですごくワクワクします!
2.セーブステートの作成
ゲーム内のセーブポイントでセーブしなくても、キーボードのF1キーを押せばその場でセーブデータを作ってくれるのでやめたい時にゲームをやめられます。
■セーブステートが作成されている所( ePSXe だと何も表示なく作られるためPCSX2のものです。)
また、ゲームを起動したらすぐにセーブステートした所からゲームを始められるのでオープニングを見る時間無しで始めたい時にゲームが始まるのもいいです。
難しい所でセーブしておけば、いつでも続きから遊べる快適さは格別ですね!
3.高い自由度を誇るカスタマイズ
音声やグラフィックス、コントローラーの設定も自由に変更できます。ePSXeは、Xinputのゲームパッドは対応しておりませんので、留意して頂き自分に合ったコントローラーを選んでみて下さい。
■おすすめのゲームパッド(Logicool Gamepad F310)
ePSXeはガンコンや連射パッドにも対応しています。あらゆるゲームができるようになっているので実機と遜色ない遊び方が出来ます。
※実際に使っているゲームパッド
使用時に気を付ける事
使用時に気を付けることは、以下の3点です。 ePSXe に限らずエミュレーター全般に共通するところもありますが大切な事なので列挙致しました。
- PCの推奨スペックを確認する。
- リリースされているエミュレーターのバージョンや情報を確認する。
- 法律を守って、正しく安全に利用する。
私は、ちゃんと調べずに導入したのでePSXeに対応していないゲームパッドを購入してしまい約¥6,000を失いました。この記事を見ている方々は同じ思いをしないようにしましょう。
1.PCの推奨スペックを確認する。
推奨スペックで検索すると以下のように出てきました。
中古屋で2万円ぐらいで売っているノートパソコンでも動作しますが、「快適に」動かす場合はピンキリです。参考までに管理人である私のパソコンのスペックを載せておきますので購入する際の参考にして下さい。
<管理人のパソコンスペック>
マザーボード | ASRock B660M Pro RS |
CPU | intel core i5-12500 |
電源 | silverstone 750W |
GPU | NVIDIA Gefouce GTX 1660 super |
メモリ(RAM) | DDR4 32GB |
OS | Windows 11 Home |
モニター | acer KG241Q Sbmiipx |
BTOパソコンですが、ゲームやサイト作り、動画作成等あらゆる場面で使っていますが特に問題なく動いております。
ePSXeのファイルをUSB等でノートパソコンに送って使えれば、どこでも初代プレステのゲームができます。以下管理人のおすすめです。
2.リリースされているエミュレーターのバージョンや情報を確認する。
2024年2月現在の最新バージョンは、ePSXe v2.0.5です。
詳細は、公式サイトのこちらから確認ができます。
3.法律を守って、正しく安全に利用する。
エミュレーターを使う上で、注意すべきは著作権法です。
(私的使用のための複製)
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=345AC0000000048
30条
著作権の目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。以下略
著作権に関する詳しい情報はこちらの方の記事も参考となります。
まとめ
ePSXeは、簡単なパソコン設備があれば誰でも簡単に使うことができます。ゲーム機からBiosを吸い出すことも必要なく、事前の準備も必須じゃありません。簡単に使える便利なものだからこそ、安全に利用していいユーザーとしてエミュりましょう。
この記事以外にもデジタルやPCに関する実用的な知識を紹介しておりますのでよろしければご一読頂けると嬉しいです。
ではまた。